2020年09月02日

これからの写真 (写真屋さん目線)

昭和から写真を覚えた者として、なりゆきでこの写真業界に携わり。

カメラ、写真一本で生きてきた私からの一方的な見方です。



フィルム写真からデジタル写真に徐々に変化しつつ。

皆が携帯電話を持ち、カメラが付属し、写真をいつでもどこでも撮れるようになりました。

手軽 気軽

写真の高めなハードルが、機材の進化によって、

特に深く写真を意識してない層を沢山生み出しました。

写真屋さんに行かなくても写真は作れる(自宅、ネットなど)

まあ私から言えばそもそも自宅で作る写真は印画紙ではないし。白い紙にインクを塗っている所詮塗り絵だ。(悪口)

塗り絵すら要らないスマホ画面で見られればよい。電子画像として共有できればそれで良し。という層がほとんどだと。

とにかく趣味として写真を楽しんでいる層よりも、意識していない写真を撮る層が圧倒的に増えている。

デジタルしか知らない世代は、そもそも印画紙の写真にして作品を作る。後世に残すという発想もないので。(別にいらない)

写真屋さんの意味もわからない。(なんの仕事してるのか?フィルム売ってるだけ、タバコやさんもたいな感じ)

てなわけで写真屋さんという仕事は実はもうこの2020年にはいらない業種となっています。

プロの現像職人が作る写真

多分意味がわからないでしょうね

そういうわけで当現像所も、うちが作る写真の良さをご理解いただいているわずかなお客様と、印画紙の写真を成果として

写真を撮って仕事をしているプロ写真家の皆様の写真を制作しています。

デジタル機材はこれからもっと簡略化し、インクジェットの性能やインクの性能も高まるでしょう。(高止まり感はあるが・・)

インクの概念も変わるかもしれません。

すると銀塩方式に成り代わり、誰でも安価に買える高性能プリンターが出てくるかもしれません。

まだ写真制作現像機がある当現像所も現像機が壊れて、修理が出来なくなったらすぐにその業務もやめる覚悟は

もうとっくに持ってます。

いつ辞めてもおかしくないす。でもまあそんなことは避けたいので・・・

今年から注力しているのが、白黒の手作業による現像・焼き付けのシステム化、

大量に処理できような効率化も目指し、専用暗室の設置、独自の現像技術を探っているところです。

2020年令和の時代

カメラは4Kだ5Kだ。 PCや小型ガジェットでなんでもできる時代に

手を汚し、薬品を調合し、己の勘で光をコントロールし印画紙に焼き付ける

正直こんな事やってるとは思いませんでしたよ(笑)

でもデジタルがどんどん進化し、作業が簡略化すればするほど、

ベーシックなモノってのは絶対に残ると思うし、残して面白くやらないといけないし。

印画紙の写真はおそらく手焼きが最後には残るんじゃないかな?

なんて信じながらも手探りで作業しています。

もちろん私も仕事でデジカメ使うし、PC・スマホ、フォトショップ無いと仕事できないし、

最新ももちろん勉強します。

でも基本は銀塩が使えなくなるまでしがみついていこうと思っております。

楽しんでもらえるお客様にはそれをフィードバックしていきますので

お気軽にきてくださいね。
posted by ハシグチ ギダイ at 10:11| 北海道 ☔| 今日の現像所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月01日のつぶやき










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